文写研インフォメーション
文化財写真技術研究会の研究集会、本年より従来の7月開催からあらため、9月の開催を予定しております。
本年は9月20日・21日の2日間で開催する事が決まりました。
研究集会のテーマは昨年に引き続いて「デジタルの光と陰」です。昨年度のハードウェア側からの発表から本年はソフトウェア側からの各種発表を予定しております。
また、初日の講演は考古絵はがきについて。どうぞお楽しみに。
各位
2020年度は当初より新型コロナウィルス感染症対策のため、研究会活動はもとより、各位におかれましても非常に多大なご苦労をされていることと存じます。
このような状況のなか、会員の多くが行政職員という研究会の性質上、本年は皆様方それぞれの活動に専念頂けるように研究会活動自体を休止することが適当では無いかと検討を重ねてまいりました。
研究集会・総会につきましても同様に中止とし、郵便等の手段によって総会を開催する会則11条3項を適用し、郵便総会を開催致しました。
総会の結果、今年度の研究会活動に関しまして一年間の凍結が議決されましたのでご報告申し上げます。
研究会では来年度に向けて力を蓄え、新たな活動を含めて復活したいと考えております。どうぞご協力よろしくお願いします。
研究会ホームページでは従来より会員向けのページを作成しております。
ページの内容として掲示板等がありますが、今後会員サービスとして研究会誌のPDF版(権利処理の済んだもの)をダウンロードできるなど、会員サービスを充実させて参ります。
個人会員・会友・団体会員各位は是非下記の申請ページよりアカウント申請して会員ページへアクセスを。
会員専用ページアカウント申請
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/nyuukai/getpw.html
研究会では2012年に(一社)日本写真学会と共同で発行いたしました「文化財写真の保存に関するガイドライン」の普及を目的に下記のガイドラインの印刷版を無料で配布しております。
できるだけ部数をまとめてご注文いただけますとありがたいです。送料無料でお送りさせていただきます。
制定の目的
写真のデジタル化が進む中、文化財写真の専門家の間では、写真記録の長期保存方法について関心が高まっています。しかし一般的にはまだデジタル記録メディアが経時劣化するということがあまり知られていないか、少なくとも深刻な課題として意識されていないため、記録保存の方法を誤り貴重な文化遺産を失うという危険が生じています。
あるいはその問題を認識していたとしても、デジタル記録の保存については、最適な方法が確立されていないため、文化財写真撮影の現場では、保存に不安を抱えたまま手探り状態で日々デジタル写真を記録せざるを得ない状況に置かれています。このような状況を改善するために、関係者のノウハウを集め指針(ガイドライン)としてまとめることが求められていました。
ガイドラインの発行と公開
日本写真学会は2010年3月に文化財写真技術研究会と覚書を交わし、「文化財写真保存ガイドライン検討グループ(主査:吉田英明)」というジョイント委員会を設置して検討を進めて参りました。このたび同検討グループが審議を完了したので、本ガイドラインをweb公開により発行することになりました。
本ガイドラインは、両学会の会員に限らずどなたでも自由にダウンロードして役立てて頂くことができます。文化財写真の保存に携わる方はもちろん、一般的なデジタル写真の長期保存に関しても参考になる内容が多く含まれていますので、どうぞご利用下さい。
文化財写真の保存に関するガイドライン(pdfファイル、約 5M Byte)
・この欄の下部にある[関連ページへ]というボタンをクリックすると、ブラウザ内で(別ウィンドウを開いて)閲覧できます。
・このボタン上でマウスの右クリックメニューから、ブラウザの機能によりダウンロードできます。
なお、(一社)日本写真学会のwebページ
https://www.spij.jp/
からもダウンロード可能です。
[関連ページへ]
「第8回文化財写真技術研究会」開催のお知らせ
文化財写真技術研究会活動につきましては、平素から格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
この度、当研究会では「第8回文化財写真技術研究会」を下記の要領で開催する運びと相成りました。
ご多忙中とは拝察いたしますが、万障お繰り合わせの上ご参加いただきますようにお願い申し上げます。
記
名 称 「第8回文化財写真技術研究会(通算27回)」
主 催 文化財写真技術研究会
期 日 平成29年7月7日(金)・8日(土)
会 場 独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 講堂
参加費 無料(但し、懇親会費5,500円は別途)
*懇親会にご参加の方は下記連絡先に6月20日までにご連絡ください。
日程
7月7日(金) 14:05より15:30 講 演
埋蔵文化財保護行政におけるデジタル技術の導入
近江 俊秀氏
18:00より20:00 懇親会(奈良ロイヤルホテル)
7月8日(土) 10:00より12:00 発 表
メーカーに聞く より身近になった中判デジタル
メーカーセッション
13:30より17:00 研究会
文化財フィールド写真術
幅広い写真分野の中で文化財写真分野に於いても
様々なフィールドで記録撮影を実施する必要がある。
本研究会では様々な文化財写真分野のエキスパート
より6件の発表を通じてそのフィールドテクニックに
ついて理解を深める。
連絡先
〒630-8577
奈良県奈良市二条町2丁目9-1
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所気付
文化財写真技術研究会
電話0742(30)6838 Fax0742(30)6859
E-Mail maishah@nabunken.go.jp
お世話になっております。
レンタルサーバの引っ越しにともない、仕様の違いがあり会員限定ページへのアクセス制限が変わりました。
恐れ入りますが会員諸氏で会員ページへアクセスご希望の方は再度下記のアドレスよりアクセス申請をお願いいたします。
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/nyuukai/getpw.html
このたびの九州での震災にて被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
研究会では2011年の東日本大震災にあたり、ホームページに特設ページを設けて写真フィルムの救済を中心に掲示板形式でFAQを開設しております。
新たな形での「文化財写真レスキュー」も検討を進めたいと思いますので、引き続きご参考にして頂ければ幸いです。
レスキュー活動2011 特設ページ
http://www.maishaken.jp/cgi-bin/rescue_photo/diary.cgi
会誌「文化財写真研究Vol.4」頒布開始しました。
研究会webの頒布ページにて申し込みいただけます。
http://www.maishaken.jp/hanpu.html
よろしくお願いします。
また、「文化財写真の保存に関するガイドライン 〜デジタル画像保存の実情と課題〜」の印刷版を1000部増し刷り制作しました。
イベントなどでどしどし配布いただけると幸いです。
詳しくは事務局(ichiro@nabunken.go.jp)までご連絡下さい!
文化財写真技術研究会では、7月5日・6日に下記の日程で第4回研究集会を開催いたします。
本年のテーマは「文化財写真の利活用」として、利活用に必要な知識や技術について講演・発表を予定しています。
研究集会は参加自由です。ふるってご参加下さい。
懇親会も6月25日まで申し込み受け付けます。
maishah@nabunken.go.jp までメールでお申し込みいただくか、ファックス(0742-30-6859)いただけると幸いです。
研究会?T 写真資産の利活用〜文化財写真の著作権を考える〜
15:00〜15:05 開会挨拶 勝田 徹 研究会会長
15:05〜16:30 講 演
「著作権の基礎知識」 所 昌弘 氏 文化庁長官官房著作権課
16:30〜17:00 質疑応答
18:00〜20:00 懇親会(会費5,000円) 於・奈良ロイヤルホテル ※送迎バス有り
◎7月6日(土)
10:00〜11:00 発 表
最近のデジタル事情 玉内 公一 氏 テクニカルアドバイザー
11:00〜12:00 発 表
埋蔵文化財写真撮影の標準仕様検討WG中間報告 高梨 清志 氏 富山県埋蔵文化財センター
景山 和也 氏 金沢市埋蔵文化財センター
栗山 雅夫 氏 奈良文化財研究所
12:00〜13:20 昼食休憩
研究会?U 写真資産の利活用〜写真を活かす実例〜
13:20〜14:20 発 表
文化財画像データの利活用 中上 喜夫 氏 日本写真印刷(株)
14:20〜15:20 発 表
正倉院事務所におけるデジタル画像の利用 北田 仁司 氏 宮内庁正倉院事務所
15:20〜15:30 休 憩
15:30〜16:30
写真を活かすレイアウトの基本 西田 優子 氏 遊覧船グラフィック
16:30〜16:40 全体質疑応答
16:40 閉 会
会誌「文化財写真研究Vol.3」頒布開始しました。
研究会webの頒布ページにて申し込みいただけます。
http://www.maishaken.jp/hanpu.html
よろしくお願いします。
また、「文化財写真の保存に関するガイドライン 〜デジタル画像保存の実情と課題〜」の印刷版を普及用に多数制作しました。
イベントなどで配布いただけると幸いです。
詳しくは事務局(ichiro@nabunken.go.jp)までご連絡下さい!