【再水洗法ー用意するもの】 | |
― 必要な道具・ケミカルの一例 ― | 研究会白黒写真部会 |
1) 水洗促進剤 | 薬剤×2種類 フジ QW (できあがり2リットル)または コダック ハイポ クリアリング エージェント (できあがり4.75リットル) パッケージに書いてある割合・方法で溶かしておきます | |||||||||||
2) フィルム用水切液 | フジ Agガード (2リットルつくるにはAgガード:水=0.4:1.6リットル) | |||||||||||
3) 薬液用のバット状容器 | 2枚 (2リットル以上入る大きさ、写真用などの深めのものでも可) | |||||||||||
4) 温度計 | ||||||||||||
5) 写真用スポンジ | 2枚 | |||||||||||
6) 写真用クリップ | I.S.E OFFICE SUPPLY社製 (1袋12個入) カットされたフィルム1片につきクリップが2個必要です
| ■注意■ | ISEというロゴ名の写真用品メーカーが2社あります。「オフィスサプライ」と入る、静岡県富士市のメーカーを指定してください。他社のクリップでは、挟んだ箇所でフィルムが湾曲し水洗作業に不向きです。 【留意事項】「クリップ」参照
7) | ビニールホース
| 8) | ホースバンド (ホースと蛇口、ホースと塩ビ管が水圧で外れそうな場合に使用)
| 9) | 水洗用のバット状容器 (深さ3〜4cmくらいと浅めで、底が平らで長辺がフィルム長辺の1.5倍以上のもの)
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| ■注意■ | 深めの写真用バットは不向きです。深いと水が均等に流れません。底に凸凹が無く浅めのものを、100円ショップやホームセンターの収納コーナー・冷蔵庫用品コーナーなどで見つけてください。 【留意事項】水洗用のバット状容器参照 |
10) 自作流水管 | 塩ビ パイプ〈13mm径〉長さ6cmにカット | 1本(ホースとT字の連結用) |
塩ビ パイプ〈13mm径〉長さ3cmにカット | 2本(T字とL字の連結用) |
※専用のカッターで切断します |
L字ジョイント〈13mm径用〉 | 2個 | |
T字ジョイント〈13mm径用〉 | 1個既製のY字は不向き (水が均等に流れません) |
塩ビパイプの連結をしっかりさせるポイント… 塩ビパイプの両端や、切断面の外周部分の角のバリや変形箇所をサンドペーパーで削ると連結がしっかりします。 なお、塩ビ用の接着剤は不要です。使用すると、連結部分での角度調節ができなくなります。 |
11) 物干竿用の洗濯バサミ | (塩ビパイプとバットを固定、作業手順 3)の画像参照) |
12) 紐 | (フィルムを干すため) |
13) 手袋 | (乾いたフィルムを扱うため(綿手袋など)) |
一度に多量のフィルム片を再水洗する場合は、より大きな容積の流し・複数の蛇口(一つから分配も可)が必要になります。そしてその量に応じて用品を増やし、数本を同時、もしくは時間差で作業を行います。 |