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色カブリ
日時: 2006/01/31 11:44
名前: ぎゅう

「今頃になって報告書を制作しているのですが、保存処理前に撮った漆塗り土器の写真があります。青原色の背景で撮ったために土器の周辺がきつく色カブリをおこしています。なんとかなりませんか?約10年ほど前の6×7cm判と35mmのポジです。それしかありません。」という、相談がありました。製版段階か、できればその前にカブリを画像処理でとれるものならとりたいのだそうです。
私は、「画像処理でも、あっちたてればこっちがたたずで、完全には無理でしょう」と、答えたのですが、他に何か良い方法はないものなのでしょうか?画像処理のテクニック、もしくは指示の出し方、なにかあれば教えてください。
それらの遺物はすでに重文になっているそうです。
私もその写真はいろんな書籍にも掲載されており、たまたま研修でも悪い例として使っている写真でもあります。
処理前で漆がまだ濡れた状態で、左右の輪郭に完全なブルーの色反射をおこしています。ライティングは斜め45度からの2灯照射の典型的複写、いわゆる目玉ライティングです。
何かいい手段があれば教えてください。よろしくお願いします。
メンテ

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Re: 色カブリ ( No.1 )
日時: 2006/02/01 01:00
名前: TAMA< >

現物を見ないと的確な判断は出来ませんが、ターゲットが明確ならば、画像処理で可能です。
ポイントは、そのデータはどのような使用をするのでしょうか?大伸ばしプリントは?、考えられる最大印刷サイズは?などです。
一般的な使用法ならば、実用上問題ない程度には仕上がると思われます。
ただし、画像処理、特にライティングで目玉になってしまった情報欠落部分をかってに修正しても良いのでしょうか?という疑問は残りますね。
メンテ
Re: 色カブリ ( No.2 )
日時: 2006/02/20 13:13
名前: ブルー

ぎゅう様、TAMA様、お世話になっております。ぎゅう様へこの難問を持ち込んだ張本人です。

今日、本紙に印刷したサンプル図版があがってきたので見せて貰いました。しかし青バックのままなので、
強烈な印象の割には遺物がきっちりと見えません。その青も濃さがバラバラです。露出アンダーのものは、
遺物は明るめに補正されて来ましたが、バックに影のない不自然な姿となっておりました。

用途は報告書の巻頭カラー図版で、ごく一般的な使用法です。最大印刷サイズはA4の1/2だそうです。

これらを、出来れば白バックにしたいと思うのですが「影付きの切り抜き付けバック」の指示でよいですか?
背景は、モノクロの場合5%位のグレーに統一するとよいと習いましたが、カラーの場合でもグレーですか?
それと肝心の、色カブリ部の修正はどう指示すればよろしいのでしょうか?、適切な方法をご教示ください。

なお、「目玉」は確かに白く抜けております。技術的には修正可能なのでしょうが、何もしないつもりです。
メンテ
Re: 色カブリ ( No.3 )
日時: 2006/02/21 09:19
名前: ぎゅう

白バックでの切り抜きツケにはちょっと無理があるような気がしますが?そりゃあ、やってやれんことはないでしょうが。バックの濃度がバラバラなのは誠意がない、なめられている、できない業者といろいろ原因は推測できます。そのバックの濃度をそろえることくらいしかないような気がします。「あれほどひどい写真」になると、小手先での取り返しは難しいと思います。


メンテ

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