Re: 外注に出す際 ( No.1 ) |
- 日時: 2003/05/26 10:58
- 名前: 研究会会誌より<
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- 参照: http://maishaken.sakura.ne.jp/
- 《現像所の指定について 》
カラースライドの場合、現在代表的な処理プロセスとして、コダックのE-6、富士のCR-56等があるが、最も一般的なのはやはりE-6処理である。市場に出回っている内式のカラーフィルム(エクタクローム、富士クローム、コニカクローム・・・等)は、どの処理に現像を出しても現像可能である。 E-6、CR-56の組成はほぼ同じであることから、大体似たような現像結果になる。しかしフィルム本体の性能を発揮するには、やはり指定の現像に出すのが好ましいと思う。エクタクロームであれば、コダックの指定ラボ<Qラボ>に出せばまずまちがいのない結果になる。
《モノクロを外注に出した場合》 一部を除いて現在の現像レベルはきわめて悪い。その理由として、まずカラーに比べて需要が少ないことから、自家処理をしているところが皆無に等しい、結果、下請けの下請けというようなことになっており、責任が分散されてしまって良い現像結果にならない。現像所を出るときの検品もおそまつなもので、ろくにチェックもせず納品している。例えば、現像ムラはある、定着ムラはある、水洗は不十分、乾燥ムラはある、フィルムに傷はある、埃はいっぱい、引き伸ばしの際の印画紙の号数ミスマッチ、引き伸ばしたプリントのスポッティングはしていない・・・等、数えればきりがなく、はっきりいってヘ・タ・ク・ソの一語に尽きる。これがお金をとっているプロの仕事か?と言いたくなる。 少々言い過ぎたかもしれないが、このようにレベルが低いのが現状である。したがって良いラボを見つけること<先ほど述べたQラボ等>、あるいは多少時間はかかるが、自分で処理をすることも考えなければならない。
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