【準備】
― 道具の準備と環境をととのえます ―
研究会白黒写真部会
塩ビ管を、このような並び方で組みます。
連結用の塩ビパイプとジョイントは、連結部分をしっかりと押し込んでゆるまないようにしてください。
水道蛇口〜ホース〜塩ビ管を接続します。
あらかじめ水を流し、バットに
均等に
水が流れるように水量・角度などを調整します。
角度のコツ…
給水側(上流側)が排水側(下流側)よりも僅かに高くなるように、バットの下に適当なものを挟み、高さを調節します。 続いて、給・排水側とも縁が水平となるように調節します。これにより容器の幅いっぱいから均等に水が流れ出るようにします(
面で流れる感じ
)。
水洗し終わったフィルムを干すための紐を張っておいてください。
乾燥に適した場所は…
ホコリがなく、空気の流れが緩やかな場所で行います。温度は通常の作業の室温でかまいません。 なお、付近のドアの開閉で風が入るような場所で乾燥を行なうと、フィルムが床に落下してしまいます。水洗のやり直しだけでなく、大切なフィルムにキズをつけることになりますのでご注意ください。 なお、雫が多少落ちても構わない場所を選ぶこともお忘れなく。